【Ulanzi VL49 RGBレビュー】撮影初心者におすすめ!コスパ最強ポケットサイズのRGBライト

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ボクはフリーランスのライターなので撮影にはあまり詳しくない。もちろん機材なども持ち合わせていない。
しかし、ブログを始めるにあたって何かしら撮影機材を揃えなければならなかったのだけど、借金返済のため使えるお金が限られている。

製品の撮影については一眼レフカメラが理想だとは思うがなかなか高額なため、とりあえずは手持ちのスマホを使っているのだが、どうにも上手く撮影できない。画質はスマホでも問題ないが、やはり綺麗に撮影するには照明が必要なようで、そこで購入したのがこの製品だ。

購入の決め手となったのは、その価格とコンパクトながら色温度や色味を変えたりできる機能性の高さ。極力出費を抑えたいボクのような人にびったりのコスパ最強のライトなのだ。

デジコアラ

使い勝手もよく、いつでもサッと使える優れものです。

目次

Ulanzi VL49 の特徴とスペック

まずはUlanzi VL49のスペックについて触れてみたい。

サイズ80mm×66mm×30mm
LED数60個(RGB)
調光0~100%
色温度2500K(黄色)~9000K(白色)
重さ101g
バッテリー内蔵充電式リチウムイオン 3.7VDC,2000mAh
最大消費電力6W

Ulanziは写真・ビデオ撮影用のアクセサリーメーカー

まず「Ulanzi(ウランジ)」 っていう名前を聞いたことのない人のために説明しておくと、写真やビデオ撮影用のアクセサリーに特化した中華系メーカーだ。三脚スタンドなどはコスパのいい製品がたくさんあり、カメラ好きの方にはある程度知られているはずだ。

そんなUlanziが作るミニライトということで、本体下部には1/4マウントが付いており、三脚やカメラにも簡単に装着可能な作りになっている。特に何も買い足すことなく、三脚やカメラに装着できるのは嬉しい限りだ。

手のひらサイズなのに多機能

目が行くのはそのコンパクトさ。手のひらに乗るサイズ感でポケットにも楽々入ってしまう。ざっくりサイズ感をイメージしてもらうために言うと、フジッコのおまめさんの小分けパックと同じくらいの大きさだ。

手のひらサイズ
フジッコの小分けパックとほぼ同じサイズ感

このサイズ感が絶妙で邪魔にならず、30cm~1mくらいの範囲を照らす光源として、ちょうどいい大きさになっている。わずか101gという軽さもあって、カバンなどに入れても気にならない。また、ちょっとした明かりが欲しい時にもサッと使えるので使い勝手がとてもよい。

表面は全面LEDライト、裏面は操作パネル

では、操作の方はどうか?簡単に説明すると裏面の一番右端にあるのが電源ON/OFFスイッチ。スライド式になっており、いつでも直感的にON/OFF可能だ。

正面には60個のLED
裏面は操作パネルになっている

一番左には充電用のUSB Type-C端子がある。充電速度はそれほど速くはなく、フル充電まで約2時間ほどかかる。また、充電しながらの使用も可能なので、いざという時も安心だ。

その横の「◀」「▶」マークのついた「調整ボタン」は明るさ調整や、色温度調整、RGBの調整に用いる。

色温度の調整(調整ボタンで数値が変動)
選択ボタンを押すと明るさ調整に切り替わる(調整ボタンで変動)

電源ボタン左の「●」ボタンは「選択ボタン」で、押すごとに液晶パネルの左右の操作ウインドウを切り替えたり、長押しすることでモードの変更が可能になる。モードは「色温度(K)/明るさ(%)」→「カラー(0-360°)/明るさ(%)」→「SCENE(01-13)」という順に切り替わる。「SCENE」は明かりが点滅したり、色が徐々に変わっていくなど予め登録された13種類のシーンを選ぶことができるのだが、ボクはほとんど使用する機会はない。

カラー変更(0~360°)(調整ボタンで数値が変動)
SCENE(01-13)(調整ボタンで変更可能)

簡単セッティングで快適!

撮影に入る時、カメラを設置したり、ライティングをしたりとセッティングに時間がかかってしまう。しかし、このUlanzi VL49なら、とにかく細かいことは気にせずともサクッと明かりを当てることができる。もちろん、撮影環境にもよるが、ボクの場合は簡単な撮影ならこれ1つでも出来なくはないという感じだ。その手軽さがこの製品の一番の特徴ではないだろうか?

手持ち、三脚、マグネットなどシーンを選ばない柔軟性

簡単セッティングに一役買っているのが、この製品の柔軟性だ。 充電式でコードレスだし、取り回しも楽ちん。軽いのでそのまま本体を手持ちでも行けるし、カメラに直接取り付けることも可能。また光源を固定したい場合は三脚に付けて使うのもOKだし、裏面がマグネットになっているため、どこか金属の箇所を探してそこにくっつけて撮影することもできる。

1/4マウント付きで三脚への取り付けも簡単
裏面はマグネットになっている

ここに光源が欲しいなと思った時に、いろんな選択肢で設置できるのは本当に助かる。その使い勝手の良さでちょっとした撮り忘れなどがあったとしても、それほど苦にならず再撮出来てしまう。これが大掛かりなセッティングをもう一度となると、「ま、いっか」と妥協する結果になるかもしれない。ボク自身も取り忘れは結構あるのだが、その都度、面倒くさいとならずに出来ているのは、Ulanzi VL49のおかげと言っても過言ではない。

小さいけれど多彩な明かりを作り出せる

そんな取り回しの良さが魅力だが、肝心の明かりはどんな感じになるのか?
実際にカラー変更を行うと「赤」「青」「黄」「紫」など、ご覧のように変化していく。これ1台で自由に光源に色をつけられるのは有り難い。

セッティングはRGB(0~360°)を変更して行うのだが、1度ずつ調整できるので合計360種類の色味を表現できる。もちろん、わずかな変化は分からないが、調整次第で以下のように多彩なカラーの照明を作ることが可能だ。

ちなみにデジコアラをこのライトで撮影してみた。RGB(赤・緑・青)の違いはこんな感じだ。
少々不気味になってしまったのは申し訳ないがお許しいただきたい。

赤い照明
緑の照明
青い照明

Ulanzi VL49のメリット・デメリット

コンパクトですぐ使える手軽さが最大のメリット

ここまでいろいろと紹介してきたが、Ulanzi VL49のメリットを改めて挙げてみたい。

  • 手のひらサイズのコンパクトさ
  • わずか101gという軽さでどこにでも持って行ける
  • 充電式でコードもなく、取り回しがしやすい
  • 1台でいろんなカラー照明を作れる
  • お買い求めやすい価格

といった感じだ。つまりは手軽に持ち運べ、サッとその場で使えることが最大のメリットといえるだろう。
値段もリーズナブルで操作も簡単なので、写真撮影やビデオ撮影の初心者にもおすすめだ。

もう1台欲しくなってしまうことや満足できなくなることがデメリット

これは大きなデメリットではないが、強いて言うならきっともう1台欲しくなると思う。実はボク自身ももう1台購入したからだ。

なぜなら撮影をする際、照明を作るにしても、「もう1つこっちに照明が欲しいなぁ」とか「この角度からも当てたい」みたいなことが結構起こってくる。もしくは、もっと大きな本格的なライトが欲しいとかそういう欲求が生まれてくる。

それはそれでいいことだと思うし、こだわることは素晴らしいことなのでデメリットというのとは違うかもしれないが、この製品を入口によりディープな世界へ入っていく人は出て来そうだ。

Ulanzi VL49 はこんな人におすすめ!

これらのメリット・デメリットを踏まえて、この製品は以下のような人に特にオススメしたい。

  • ブログやYouTube、写真撮影、ビデオ撮影を始めたい人
  • 予算を出来るだけ抑えたい人
  • 室内メインの撮影が多い人
  • まずは1つコンパクトな照明が欲しい人

ただし、ボク自身この製品の全てを活用できているかと言えば、まだまだ充分活用できているとは言いがたい。実際に部屋でブログ用の画像を撮影する際、数ヶ月使ってみての感想なので購入する際はメーカーHPなども参考にして検討してもらいたい。

真ん中にスマホを設置して自撮り仕様も簡単

まとめ:ブロガー、YouTuber、SNS用の写真撮影・動画撮影などには超おすすめ!

Ulanzi VL49は低価格ながら、機能的にも充分な照明に仕上がっていた。まさにコスパ最強と呼べる製品だ。なんと言っても手軽なので、YouTuberやSNS用の動画や画像などを撮影するにはうってつけだ。配信者などは女優照明的に使ってもいいし、外出先で簡易的な照明に使うことも容易だろう。

また個人的には低価格なのに不安材料もなく、しっかり充電できてしっかり使えることが嬉しい。Ulanzi はその他にも多くのカメラ系アクセサリーを販売しており、それらと組み合わせの使用も問題ない。同社から出ている多くの製品という資産を享受できるのはそれなりの歴史を持つメーカーならではだ。

コンパクトな照明が欲しくて、コスパ重視という人は是非検討してもらいたい。きっと期待に応えてくれる製品だ。

デジコアラ

デジコアラはもう1つ購入しちゃったよ。

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この記事を書いた人

大好きなガジェット情報をお届け。元々リサーチャー、ライターを職としていましたが、舐められ、騙され、借金650万円を背負うハメに。そのため世を忍ぶ仮の姿はコアラ。訳あって顔出せませんがコツコツ頑張ります。正直者がバカを見ない世の中に…。

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